近年、マイケルシェンカーの札幌公演といえば、
2006年、2015年、2018年でした。
マイケルシェンカーは、、ドイツ出身のハードロックのギタリストです。
かつて、白と黒の2色で塗り分けられたギブソンのギター「フライングV」を使用。
日本ではアルバムの邦題から「神」とも称されています。
今回のライブレポートは、
2018年の札幌公演です。
そもそも、マイケルシェンカー・フェストとは何か。
ホームページによると、
ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マッコーリーという、マイケル・シェンカー・グループ(MSG)の歴代シンガーが集結するマイケル・シェンカー・フェストはライヴ・プロジェクトとして始動。
2016年8月の日本公演は大反響を呼び、『LOUD PARK 17』のヘッドライナーとしての再来日も実現した。そして2018年、マイケル・シェンカー・フェスト名義での初のスタジオ・アルバムとなる『レザレクション』が完成。
ゲイリー、グラハム、ロビンに加えて、マイケルのもうひとつのバンド、テンプル・オブ・ロックの一員であるドゥギー・ホワイト(ヴォーカル)が合体した4人ヴォーカル体制。
さらに1980年代、黄金時代のMSGを支えたクリス・グレン(ベース)、テッド・マッケンナ(ドラムス)という鉄壁のリズム・セクション、
そしてマッコーリー・シェンカー・グループにも在籍したスティーヴ・マン(ギター/キーボード)という、最強の布陣が揃っている。
それに加えてテンプル・オブ・ロックのウェイン・フィンドレイ(ギター/キーボード)、マイケル・フォス=シェーン(ギター/ヴォーカル)、そしてマイケルから多大な影響を受けたメタリカのギタリスト、カーク・ハメットがゲスト参加。
UFO、スコーピオンズを経て1980年、自ら率いるMSGを結成してからのマイケルの集大成といえる作品となっています。
2018年1月に
私は、東京の渋谷でマイケルシェンカーのトークイベントに参加した事があります。
司会は伊藤政則さんでした。
マイケルシェンカーフェストについて詳しく説明していましたね。
2018年はマイケル・シェンカー・フェストとしてのワールド・ツアーも敢行。
札幌公演も含まれていました!
【マイケルシェンカー札幌公演2018年】2018年9月 2日(日)5時 札幌:Zepp Sapporo
来日メンバー
Michael Schenker (G)
Gary Barden (Vo)
Graham Bonnet (Vo)
Robin McAuley (Vo)
Doogie White (Vo)
Chris Glen (B)
Ted McKenna (Dr)
Steve Mann (G/Key)
2016年にもマイケルシェンカーファスト札幌公演がありましたが、
残念ながら個人的に都合がつかず、この公演に行けてなかったので、
マイケルシェンカーフェストの来日公演が2018年に再度実現してくれて、うれしかったです。
しかも私の地元、札幌です。
私は公演3日前にライブチケットを購入したのですが入場番号は、600番台。
ライブ会場となっているZEEP SAPPOROへ到着後、
実際お客さんも600人ほどでした。
客層は、男女の比率は9:1の割合で男性が多め。
年齢層も高めでしたがライブが始まると、とても熱い熱気に会場は包まれました。
個人的には、いつもアンコールで演奏しているのに、
3曲目に彼の代表曲Doctor Doctorをセットリストに入れてくるところに
今回のライブの余裕さを感じました。
Michael Schenker Fest – Doctor Doctor intro (Live in Sapporo 2016)
https://www.youtube.com/watch?v=Ue7UuhcKxr8
↑2016年、札幌公演での映像ですが、とても盛り上がっていますね。
今年はマイケル・シェンカー・フェストとしての新作アルバムを完成させ、
マイケル・シェンカーズ・テンプル・オブ・ロックで活動をともにしたドゥギー・ホワイトも加えて総勢4人のボーカリストが参加しており、
その編成を反映させた今回のコンサートは、素晴らしかったです。
個人的には、今回のニューアルバムの中でも気に入っていた、
この曲が聴けて良かった。
Michael Schenker Fest – Take Me To The Church (2018)
https://www.youtube.com/watch?v=9o34ooePv-E
また、豪華ヴォーカル陣でした。
そりゃそうでしょう。
マイケルシェンカーが認めた実力のあるヴォーカリストばかり。
過去に一緒に仕事をしてきた仲間が一気に集結しライブを披露してくれているのです。
本当に、贅沢なライブでした。
グラハムボーネットも、70歳を超えてもとてつもなく伸びのあるハイトーンが印象的でした。
ただ、外見だけ見るとタモリにしか見えなかったのが個人的にはツボでした。
マイケルシェンカーフェストコンサート。
新譜からのフレッシュなナンバーを適度に挟みつつ、次々に代表曲を演奏。
約二時間半、この長丁場をほとんど休憩らしい休憩もとらず、弾き続けるマイケルシェンカー。
かっこよかった!
セットリスト 札幌公演2018年9月2日
01.Intro
02.Holiday
03.Doctor Doctor
04.Band Intro
05.Live and Let Live
06.Vigilante Man
07.Lord of the Lost and Lonely
08.Take Me to the Church
09.Before the Devil Knows You’re Dead
10.Into the Arena (Instrumental)
11.Bad Boys
12.Save Yourself
13.Anytime
14.Heart and Soul
15.Love Is Not a Game 16.Warrior
16.Captain Nemo (Instrumental)
17.Dancer
18.Desert Song
19.Night Moods
20.Assault Attack
21.Searching for a Reason
22.Coast to Coast
23.Ready to Rock
24.Attack of the Mad Axeman
25.Rock My Nights Away
26.Messin’ Around
27.Armed and Ready
28.Rock Bottom
—encore—
29.Shoot Shoot
30.Natural Thing
31.Lights Out
ここ、最近マイケルシェンカーの活動ペースは安定していて新曲も発表し続けています。
1970年代から活躍しているアーティストの底力さえも感じますね。
2020年もマイケルシェンカーフェストの開催は発表されており、
日本公演もありです。
マイケルシェンカーフェスト2020 →コロナウイルスの影響で中止になりました。
【東京公演】
●Day1 3月10日(火)東京国際フォーラム ホールA
●Day2 3月11日(水)東京国際フォーラム ホールA
OPEN 6:00PM / START 7:00PM
前売¥12,000(税込・全席指定)
【大阪公演】
●Day1 3月12日(木)大阪:Zepp Namba
●Day2 3月13日(金)大阪:Zepp Namba
OPEN 6:00PM / START 7:00PM
前売¥12,000(税込・1Fスタンディング・ドリンク代別途)
2018年のマイケルシェンカー札幌でのライブの約半年前には同じくZEEP SAPPOROでHELLOWEENのライブを見に行きました。
是非、IKKI RECORDSのTwitterのフォローをよろしくお願いします!細かい情報はここで更新しています。
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