バンドマンってどうやって生活費を稼いでいるの?ライブにかかる遠征費などは、自腹!?
そんな疑問を解消すべく、知り合いのインディーズバンドメンバーRさんに、インタビューしてきました。
バンドとして成功を収めている彼からの言葉に要注目です!
──まずは、お忙しい中ありがとうございます。早速ですが、バンドがレーベルと契約したきっかけは何だったのですか?
R : ライブハウスで、レーベル関係者から声が掛かって、合わせて、4つほど、レーベルからうちに所属しないか?と声が掛かりました。
自分たちのやりたいペースでやらせてくれるレーベルを探した結果、今のレーベル(インディーズ)に所属することになりました。
──現在バンドは、遠征ライブを多くこなしていますが、遠征にかかる、宿泊費や交通費などは、インディーズとはいえ、全てレーベルで負担してくれているのですか?
R: これも、レーベルによって、さまざまですが、自分が所属しているレーベルでは、遠征にかかる費用は全て、払ってくれます。
なので、自腹を切ることはあまりないですね。練習スタジオ代も、レコーディング代も出してくれます。
音楽に集中できる環境となっているのはありがいたいです。
──なるほど。そうなると、ライブもチケットのノルマなどはないですよね?
R: そうですね。マネージャーが持ってくるライブの案件はノルマがないライブばかりです。お金のかかるライブはあまり出演しないです。
──マネージャーが持ってきたライブの案件以外にも、自分たちが出たいと思ったライブには出演できますか?
R: もちろん、できます。
──各地でライブすることで、何か気づくこととはありますか?
R:その土地でやはり、集客が違います。バンドが無名の時から、東京や、大阪、名古屋は集客もライブの時の反応も良いですし、お客さんと、バンドメンバーとの距離感が近く感じます。物販も売れ行きがいいです。
──最近だと、海外アーティストの来日公演に出演したりと、海外バンドと対バンをしていますが、どのような経緯があり海外バンドと一緒にライブができているのですか?
R: もともと対バンした海外バンドと、知り合いではなかったのですが、
仲良くさせてもらっている、ライブハウスのオーナーとうちのマネージャーが相談の上、海外バンドの来日公演の対バンの話が、バンドメンバーに来たって感じですね。
──レーベルからお給料はどれくらい出ますか?
R: これもレーベルによって、変わってきますが、うちのレーベルは固定給です。
ライブの動員数や物販の売上が多くても、少なくてもお給料は同じです。
幾ら、とまでは言えませんがレーベルからのお給料と掛け持ちでアルバイトもやっています。
──バンドだけで、生活をするにはとても道のりが険しいのですね。
バンドのこれからの夢はありますか?
R:バンドメンバーと常々、話し合っている夢は海外ツアーを行えるバンドになることです。
──インタビューは以上です。本当にどうもありがとうございました。
R: ありがとうございました。
インタヴュー&文 : IKKI
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