私が初めて出待ちをしたアーティストが、
ボンジョヴィのギタリスト、リッチーサンボラでした。
2014年夏のこと。
私がギターを手にするきっかけを作ってくれた人であり、
ずっと憧れであった、リッチーサンボラのライブに行けるなんて、
わくわくした気持ちを今でも覚えています。
当時住んでいた奈良県から、夜行バスで東京へ。
いざ、六本木にあるライブハウスへ。
ライブは最高でした。
ライブレポートは別記事に載せています。
http://ikkirecords.com/2020/01/11/リッチーサンボラ-ex-theater-roppongi-8-13-2014/
終演後、
リッチーサンボラに会いたい気持ちで一杯で、
気づけば、リッチーサンボラを乗せた車が出てくるであろう、場所で待っていました。
人生初の出待ち。
その時、一人の男性が僕に話しかけてきました。
「リッチーサンボラ待ってるんですか!?」
名前はユウキさん。
その後、お互いリッチーサンボラの出待ちをしてることが分かり、話が盛り上がった。
深夜一時くらいまで、リッチーサンボラを待っていました。
残念ながら、出待ちは失敗に終わり。
その後お互い、
泊まる宿を決めてなかったので、
近くで、お酒を飲みながら、朝までオール。
バス停の椅子で寝てたら(今考えると、ばかみたい笑)すぐ朝になっていました。
何度も言いますが、出待ちは失敗。
しかし
ユウキさんというリッチーサンボラファンと知り合うことができました。
彼はオーストラリアに留学経験があり、最近日本に帰ってきたとの事。
オーストラリアに滞在中にリッチーサンボラのライブにいって、ギターにサインをもらったとの事で、写真をみせてもらいました。
サインなんて、羨まし過ぎてめちゃくちゃ興奮しました。
その後も色々お話ししていく中で、
私はリッチーサンボラのサマソニ大阪公演に行く予定だと伝えました。
この機会に、ユウキさんにも大阪に行ってリッチーサンボラのライブに行きましょうと誘いました。
ユウキさんは、クイーンの大ファンであり、その時のサマソニの大トリはクイーン。
東京のサマソニチケットは既に完売。
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ユウキさんもサマソニ大阪に行く事になりました、
ユウキさんは自分の海外のクレジットカードが使えるか電話で確認したいと言い、
海外にあるクレジットカード会社に電話していました。
そのとき、ユウキさんは全て英語で電話。
その様子を真横で見ていた自分は、ユウキさんが、とてつもなくかっこよく見えました。
自分より4つ上の人だけど、自分もこうなりたい。
とにかくユウキさんがかっこよかったです。
私にとって初めての出待ちは、
好きなアーティストに会えるだけではなく、
素晴らしいファンにも出会える事もあるのだとが分かりました。
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